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社会保険料控除申告書を書く

保険料の控除は、大きく4つに分けることができ、それぞれ控除額が計算
されます。

・生命保険料控除
・損害保険料控除
・社会保険料控除
・小規模企業共済等掛金控除

それでは、社会保険料の控除について見てみましょう。

社会保険料控除は原則として記入は不要です。

健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料など公的な社会保険料について
控除されるのが社会保険料控除なのです。

これらのものについては、会社が保険料を毎月の給与から差し引いている
ので、保険料控除申告書に記入する必要はありません。

社会保険料控除申告書に記入しなければならないのは、国民保険や国民年金
などの本人が自ら払った社会保険料です。

又、本人と生計が一つになっている親族が負担することになっている
社会保険料を代わって支払った場合も本人の社会保険料として控除が
できるのです。


続いて、社会保険料の控除額と添付書類について見てみましょう。

・社会保険料の控除額
原則として支払額全額

・添付書類
不要。
注意:国民年金保険料や国民年金基金掛金については納付証明書が必要に
なります。


以上の説明で、社会保険の保険料控除申告書の記入方法や源泉徴収簿への
転記方法がよくわからないという人は、専門の本や詳しい解説サイトなどを
参考にされることをオススメします。

誰でもわかるように図解されていると思います。


社会保険料の標準報酬

社会保険料の報酬額は1月あたりの給与を根拠にします。

新しく採用した社員の社会保険の資格取得は、給与を支払う前に届け出る
ことが多くあります。

そのために、報酬月額を見込み額で記入して、標準報酬月額を決めることに
なります。

月給制の場合は、基本給と家族手当・通勤手当、残業手当を加えた額が
報酬月額です。

残業手当の計算は特に注意が必要です。

社会保険の資格取得の日により、月給の場合でも初月だけは日割り計算に
なることがありますが、この場合でも月給額を報酬月額として届けます。

月給制でない場合は、社会保険の資格取得の時点で決められた賃金の総額を
月あたりに直した金額を記入します。

日給や歩合給など、金額が変動する給与の場合は、予め報酬月額を決めると
いうことはできませんが、社会保険の資格取得日の前の一ヶ月に、その
会社で同じような仕事で同じような報酬をもらった人を平均した月額を
記入しましょう。

以上のやり方で、算定が難しい場合や算定額が予想した報酬とかなり離れて
いて不当になる場合は、社会保険者が妥当なと思える方法で報酬月額を
決めることになります。

又、社会保険の資格取得届と実際に支払った給料が異なって、標準報酬月額
に差が出た場合は、報酬月額を訂正した社会保険資格取得届を再び提出
することになっています。


<社会保険資格を取得するための届出>

届出の書類 ⇒ 被保険者資格取得届
届出先 ⇒ 社会保険事務所または健康保険組合
添付する書類 ⇒ 年金手帳

社会保険料の計算例

社会保険料の計算と言っても、計算式や保険料の表だけではイメージが
できないと思います。

ということで、今回は社会保険料の計算例を具体的な数字をあてはめて
計算してみましょう。

・A子さん(標準報酬額月額320000円)の各月の保険料

<4月の保険料>
給与支給額:312568円(基本給300000円+残業代12568円)

社会保険の種類 ⇒ 健康保険および厚生年金保険
保険料の計算式 ⇒ 標準報酬月額×保険料率
          第20等級 320000円×保険料率

社会保険の種類 ⇒ 雇用保険および労災保険
保険料の計算式 ⇒ 総支給額×保険料率
               12568円×保険料率


<5月の保険料>
給与支給額:330000円(基本給300000円+残業代30000円)

社会保険の種類 ⇒ 健康保険および厚生年金保険
保険料の計算式 ⇒ 標準報酬月額×保険料率
          第20等級 320000円×保険料率

社会保険の種類 ⇒ 雇用保険および労災保険
保険料の計算式 ⇒ 総支給額×保険料率
               30000円×保険料率

上記のように、労働保険料は毎月変動するのですが、社会保険料の方は
毎月一定になります。

労災保険料は全額が事業主の負担になるので、A子さんからの徴収は
ないということになります。

賞与の保険料は、社会保険・労働保険とも実質支給額によって決まります。

しかし、賞与の社会保険料を計算する場合、支給額の1000円未満は切り捨てる
事と、健康保険・厚生年金保険ごとに、保険料の対象になる金額に上限が
設定されている事が労働保険と異なるので注意しましょう。

社会保険料徴収の仕組みとは?

社会保険と労働保険では考え方が違いますので、まずはその点をがっちりと
おさえておきましょう。


・社会保険料の納付の仕方

社会保険では必要となる保険の給付をするために、会社や被保険者から
保険料を徴収するのです。

社会保険料の徴収方法は、健康保険組合や国が各被保険者から直接徴収
するわけではなく、被保険者負担と会社負担を合算した金額をまとめて
会社に請求します。

会社は毎月の給与や賞与から被保険者分の保険料を徴収するのですが、
もし被保険者から徴収する金額が不足していても、国などに納付する金額は
変わらないので、会社がその不足分を負担するということになります。

ですから、会社は被保険者が負担する保険料をきっちり把握して、正確な
金額を給与から徴収しなければなりません。

被保険者が負担する保険料の算定の方法は、社会保険と労働保険でかなり
違いますので、間違えないようにすることが重要なんです。


・被保険者の保険料

労働保険の保険料は、毎月の給与や賞与の実際に支給された金額に、
決められた保険料率をかけて決まります。

ですから、時間外手当や精勤・皆勤手当がある場合は、毎月の保険料が
変動することになります。

保険料の納付方法は、社会保険は毎月の保険料を翌月末日までに納付し、
労働保険は毎年1回または3回に分けて納付することになっています。


社会保険料の計算は苦手

社会保険ってわかりにくいですね。

わたしも初めはチンプンカンプンでした。

社会保険料の計算も、算数が苦手なわたしにとっては未だに慣れません。

社会保険料の計算方法などが一覧表になっている資料があるので、それを元に
計算するのですが、数字を見るだけで嫌になることもしばしば。

猿でもできる社会保険料の計算シートなんて便利なものがあればいいなと
思います。

社会保険は、どの制度も保険事故が生じた場合に、国から自動的に給付される
ものではなくて、本人が請求して初めて支給されるのだということはしっかり
覚えておきましょう。

わたしはまだまだ社会保険・社会保険料について勉強中です。

社会保険の請求手続きも頻繁に発生するものだけはないし、社員数が少ない
会社なので数年に1度という手続きもあって、その時は社会保険や社会保険料の
本などで勉強するのですが、せっかく書き方を覚えても次回までに忘れてたり
することがあります。

請求用紙の形式や書類も、制度や保険事故ごとに異なってかなり複雑です。

まだまだ知らないことも多いです。

子どもはまだいませんが、自分のためにも産休中の社会保険料などについては
今後勉強していくつもりです。

女性の人は、育児休業と社会保険料は軽くでも知っておいた方がいいと
思います。

社会保険料とは?

社会保険料の計算方法とか控除とか一般の人にとっては何だかとっつきにくく
なじみのないことなんですが、社会保険料について詳しく知ることって意外と
大切かも知れません。

法律や社会の制度って勉強してみると「なるほどぉ〜」「そうだったのか」と
思うことが多いです。

知っていれば得すること、知らないと損すること、知ってても得も損もしない
ことって日常にたくさんありますね。

そんな中でも、前者の2つはおさえておいた方がいいと思いませんか?

このブログでは、社会保険料について解説していきます。
みなさんのお役に立てればと思います。

まずは社会保険料について理解することから始めましょう。

社会保険料とは、年金や医療など、国民が生涯に渡って健康で安心できる
生活を保障するために、国民の生活の安定が損なわれた場合に生活を支える
給付を行うための制度を運営するために国民や企業から徴収する保険料です。

もう少し簡単に社会保険料を説明すると、家族や個人の力では支えきれない
様々な生活の不安に対応するための社会的制度としての保障費ということが
できます。

いつも健康で過ごすこと、元気に働くことが理想ではありますが、常にその
状態を維持・継続できるとは限りません。
誰も老いからは逃れなれないのです。

社会生活での事故(疾病、傷害)、失業、老齢、死亡、退職など、それに
よって生じる生計の破綻を防止する為に、保険料を主要財源として、一定の
基準によって給付が行われ、生活保障を受けることが可能になります。

一般のサラリーマンの場合、社会保険料には、雇用保険(失業保険)、
厚生年金保険、医療保険(健康保険)、介護保険、国民年金保険などが
含まれます。